託児所の特徴と種類について

託児所とは一般的に、「認可外保育施設」のことをいいます。認可外保育施設とは、児童福祉法に基づいた、都道府県知事の認可を受けていない保育施設のことで、認証保育所と呼ばれる地方自治体が設けた施設も認定外保育施設に含まれます。認定を受けていないだけで、認可外保育施設の指導基準があり、それに基づいて開設された保育施設がほとんどです。

そんな託児所はいくつかの種類に分類されます。保育施設として独立して開設されているところや、ショッピングモールや美容院などの商業施設に併設されているところ、イベント会場に一時的に設けられるところなど、使用理由に制限がなく、いつでも気軽に利用できるのが特徴です。

また、事業主が従業員の勤務時間中に子どもを預かる企業型保育所、病院内で医師や看護師の子供を預かる院内保育所のことは、事業型保育施設といいます。これは企業が設ける保育所であり、従業員の子ども以外に、地域の子どもたちを預かるサービスを展開している場合もあります。

夜間や24時間体制で保育してくれるベビーホテルも託児所の一種です。託児所は保育園や幼稚園のように、利用するために届け出を出したり審査を待ったり必要がなく、いつでもすぐに利用が可能です。時間も1時間から長時間と、利用者の都合に合わせられるため、家庭のニーズに合わせた託児所を知っておくと、急用ができた時でも便利です。

加えて、認可外保育施設でも幼児教育無償化適用条件の対象である場合は、利用金額を抑えられることがあるため、そこも確かめておくと良いでしょう。特に看護師をされている方は、夜勤や緊急呼び出し等の不規則な勤務があり、託児所は不可欠なものとなるでしょう。看護師と子育てを両立させている方は、ぜひ看護師向けの託児所情報をチェックしておくことをおすすめします。